GHOST

現象

イメージ復元時にSpan Volumeメッセージが表示され、復元を完了できない

・GSSでOSイメージを作成し、復元をある程度進めたところで「Span Volume [1] Done (1660)」メッセージが表示され、復元を完了できない。
・OSイメージ作成は問題なくできる。

GSSファイル出力の中断画面

環境

GSS 3.3 RU4

管理コンソール:Ghost Solution Suite 3.3 RU4
クライアント:不問

原因

GSS3.3RU4既知の問題

イメージ作成時に分割したファイル(スパンファイル/.ghs形式)をGhostが見つけられない為に発生するらしい。
前のバージョンRU3では発生しない。次期バージョンRU5で修正予定。

対処

対処1.修正プログラムの適用

該当バージョンのポイントフィックスはリクエストに応じて入手できるとの事。(当記事最下段の参考サイト参照)
もしくは下記手順の通りイメージ作成時にファイル分割しないオプションを指定して回避する。

対処2.イメージ作成時にファイル統合する

Boot Disk Creator Step9 の場面でstartup.batを開き、下記の通り”-SPLIT=0”を指定する事でファイル分割せずにイメージ(.gho形式で)作成される。
オプション指定しない場合は初期値で2GB毎にファイル分割されてしまう。イメージ復元時にこの統合ファイルを選択する事で、Ghostがスパンファイルを見つけられない現象を回避できる。

m:
cd ghost
start ghost64.exe -IB -NTEXACT -SPLIT=0
GSSstartup.batのオプション指定

【参考サイト】
既知の問題について
The GhostCastServer can not deploy the images due to: Span Volume [1] Done (1660)(英語サイト)
https://knowledge.broadcom.com/external/article?articleId=194865

Boot Disk Creator参考手順
Creating a PXE Boot Image for Ghostcasting in Ghost Solution Suite 3(英語サイト)
https://knowledge.broadcom.com/external/article/178808/creating-a-pxe-boot-image-for-ghostcasti.html

Ghostコマンドオプションの説明
Alphabetical list of Ghost switches(英語サイト)
https://knowledge.broadcom.com/external/article?articleId=152308

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